「人々が安心して健康に暮らせるよう、地域のヘルスケアを支える」をパーパスに掲げ、ヘルスケアの最前線を走り続ける、株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス。同社 執行役員 経営企画部長 兼 コーポレートコミュニケーション室長の佐藤さんに、IR Hub導入の経緯や、ご実感いただいている効果についてお話しいただきました。翻訳会社への依頼は、成果物チェックが負担、属人性も高かったー導入前はどのような課題がありましたか佐藤さん:年に2回実施している決算説明会は、企画・運営に加えて資料作成も担当しており、多くの時間を要する業務の一つでした。特に英訳は私しか対応できず、翻訳会社へ依頼した成果物のチェックも含めて負担が大きい状況でした。日頃より「自分がいなくなっても回る会社」にしたいと考えているため、属人性という点でも課題を感じていました。社内でのノウハウ蓄積、用語登録や学習データによる品質向上が魅力ーIRHubの導入を前向きに考えたのはどのような理由でしょうか佐藤さん:当社のIR担当メンバーは事業会社の実務も兼務しているため、IR業務だけに専念できる体制ではありません。しかし、IRHubの導入により、AIによってデータを学習・蓄積し、使うほどに翻訳品質が向上していく仕組みがあれば、仮に私に何かあった場合でも、一定水準で業務を回せる可能性が高まると考えました。また、外注は成果物が納品されても、社内にノウハウが蓄積されません。一方でIRHubの仕組みは用語登録ができ、過去データが蓄積されていくため、継続的に翻訳品質が上がり、社内に資産として残ります。翻訳会社は案件ごとに表現が変わりがちですが、IRHubであれば、登録さえしておけば統一しやすいですよね。そこも魅力でした。ー類似サービスは比較検討されましたか。社名が分からない会社だと信頼性に不安がありますね。また継続性の観点でも、突然終了するサービスだと困ります。 その点、御社はプライム上場企業であり、そのIR担当者の悩みから開発されたと伺っており、継続性も期待できました。ー導入にあたって懸念事項や障壁はありましたか。一番の懸念はセキュリティでしたが、総合的に問題ないと判断しました。また、提案時点では完成済みのサービスではなく、実証からリリースして改善していく段階でしたが、私はむしろその方が良いと思いました。こちらも手探りな部分があるため、一緒に作っていける関係性の方が良いと感じました。数日かかっていた翻訳はわずか数分、自社の価値を伝える有用なツールー導入後、具体的に効果や変化を感じた点はありますか。 数分で翻訳結果がアウトプットされるスピード感は非常に助かりました。従来は営業日単位で時間がかかっていましたので。例えば決算短信では、経理・財務部門が作成した原稿が最終版として固まる前に一度翻訳会社に提出し、確定したら再度出し直す、というやり取りが発生していました。一方、IRHubを使えば、そのやり取りが割愛でき、短時間で翻訳とチェックをすることができます。以前は財務担当者にも日本語の原稿作成に相当な負担がかかっていましたが、英文開示に要する時間が格段に短縮されたことで、メンバーの気持ちにも余裕が生まれたような気がします。私としてもかなり楽になりましたね。作業効率は明らかに違います。ー導入検討中の企業に向けて、メッセージをいただけますでしょうか。あらゆるステークホルダーに自社の方針や考えを理解して頂くうえで、企業からの情報発信は非常に重要です。上場企業である以上、適時開示だけでなく、PRも含めて自社の情報をオープンに伝える必要があります。英語ができない、費用がかかる、時間がかかるといったボトルネックがあっても、解決できるツールがあるなら、自社の価値をどう伝えるかという大きな目的のために検討する価値はあると思います。国内だけでなく国外にも発信するなら、有用なツールだと思います。